フラッシュ映像はてんかん症状の一種、造影剤で判明

てんかんは脳の発作です。その症状でよく知られているのは身体の痙攣や失神ですが、その他にも様々な症状があり、一見しただけではてんかんと分からない方も多くいらっしゃいます。また、脳の発作と言っても部分発作という脳の一部が発作を起こす場合、全般発作と言い脳全般が発作を起こす場合があります。それは造影剤による脳波測定によって、どういう種類のてんかんかということが分かります。
まず、部分発作は3種類あります。1つ目は単純部分発作です。これは意識がありながら発作を起こしており、その症状は手足がガクガクするなどの運動障害、フラッシュ映像や耳鳴りなど視覚、聴覚障害、頭痛や吐き気など自律神経の異常が見られます。2つ目は複雑部分発作です。これは意識が遠のいていきフラフラとしたり、記憶障害があったりします。また、口をモグモグさせる自動症もこの症状です。3つ目は二次性全般化発作です。こちらは前兆があり、単純部分発作、複雑部分発作を起こし、それから強直間代発作に進展するという症状があります。
全般発作にも様々な症状があります。身体が強張ったりガクガクした後で意識を失う強直間代発作、全身が脱力して意識を失う脱力発作、何かをしている時に突然意識を失う欠伸発作、手足の筋肉が部分的にピクっと無意識に動くミオクロニー発作があります。
このようにてんかんには様々な症状があります。てんかんにかかる人は年齢、性別、人種など関係ありません。また、てんかんは脳の傷や障害のため発症することもありますが、突然発症することもあります。幻聴や幻覚など視覚聴覚障害、何かしら原因不明の運動障害が続くようなら、一度、脳波測定をしてもらうことをお勧めします。